Sponsored Link

げんちゃんすごろく

sugoroku.jpg


今日はあやちゃんと遊ぶ日。
あやちゃんのためにぼちぼち作ってきた双六を一緒に完成させた。
あやちゃんは小学3年生で、色が白くて笑うと片方のほっぺにエクボができるキュートなお嬢さんだ。

そのあやちゃんは算数の計算と字を読むことがちょいと苦手で、それでも一生懸命頑張っている彼女を私は心から尊敬している。

そんなあやちゃんが 少しでも楽しく漢字を覚えたり計算ができるようにならないものかと、ない知恵を絞って考え出したのが「げんちゃんお散歩すごろく」。
あやちゃんは大の犬好きで、私の実家で飼っている犬の写真を見せたら大層気に入ってくれて、今あやちゃんちのPCの壁紙はうちのアホ犬だ(笑)
本当はあやちゃんも犬を飼いたいのだが マンション住まいなのでしばらくはじっと辛抱の子なのだ。

で、双六だが
ダンボール箱の側面を切り取りそれに色画用紙を貼り、進むマス目もやはり色画用紙を切り抜いて糊で貼り付ける。
あらかじめ輪郭を書いておいた色画用紙をあやちゃんが慎重にはさみで切っていく。(あやちゃんは手先の微細運動が苦手なので、これも訓練になるのだ。)

様式は ごくごくありきたりの双六で、サイコロで出た目の数だけ進み、マス目のところどころに指示が書いてあってそれに従い、、また 止まる度に裏返しにして積んであるカードを一枚めくってそのカードの指示を実行するというもの。

マス目には、
「3が出たら5つ進む」
「3回まわってワンと言う」
「げんちゃん脱走、ふりだしにもどる」
「げんちゃんお昼寝、1回やすみ」
「げんちゃんウンチ、1回やすみ」・・・・・などなど

そして肝心なのが止まる度に引くカード。カードは引くたびにそれを音読する。(あやちゃんは音読も苦手)

カードには
「自分の右手で となりの人の鼻をつまむ」(ここで漢字が4組と左右の認識)
「チョコを買って お金を80円はらう」(実際にお金を用意しておいて数えさせる)
「"寒い"の反対語を言いましょう」・・・・・などなど
サイコロは2つ使い、出た目を足してその数だけ進む。(計算の練習)

カードを進度に応じて変えていくことで何度も遊ぶことができる。
実はこっそり「となりの人のかたを10回もむ」など、私自身のためのカードも忍ばせてあるのだが、そんなのに限って自分で引いてしまうんだろうな(笑) 動機が不純だから(笑)
と まあこんなカードをとりあえず50枚ほど用意しておいたのだ。

二人で指先を糊でバリバリにしながらこの双六を完成したところで夕食の時間。私の一番幸せな時間(笑) 今日は魚介類や野菜の天ぷらをおなかいっぱいいただいた。うーーん、満足満足(笑)

食後あやちゃんのお母さんも加わって双六で遊ぶ。ゆっくり時間をかけながら、必要に応じて助け舟を出したりして、あくまでも楽しむことを優先してゲームをすることが第一なのだ。
激戦の末、トップでゴールしたのは あやちゃん。あやちゃんの嬉しそうな顔を見て、こちらも嬉しくなって思わずニヤニヤしてしまう(笑)
これが好評ならば、他の子供たち向けにも作ってみよう。

時々この双六で遊んでくださるようにご家族にお願いしてあやちゃんの家を出た。
空を見上げれば今夜は満月だ。

(2004・7・3 記)
発達障害 | comments (1666) | trackbacks (0)

スポンサー募集中

karuta.jpg宝くじドドーンと当たった方、競馬で大穴当てた方、道端で大金を拾った方、とにかく思わぬ大金が転がり込んだ方、是非是非この「うんこかるた」のスポンサーになって商品化にご協力くださいませ。

子供たちに受けること間違いなし(笑)・・・・というより、マジ自分が欲しいです(笑)

詳細はここ(http://www.panet-jp.com/unk/)を参照
作者のHPはこちら(http://www.panet-jp.com/kpsA/)

お気に召した方は、こちら(http://www.panet-jp.com/kpsA/subM5.html)でこのカルタのスクリーンセーバーを入手できます(笑)

これ(http://www.panet-jp.com/kpsA/game/fateShock.html)も絶対お勧め(笑)

(この記事はかつて私が公開していたHPに載せていたものを若干加筆して再度アップしたものです)
いろいろ | comments (721) | trackbacks (0)

配慮をお願いするということ(3)

配慮をお願いするということ(1)で 配慮のお願いの例を2~3挙げましたが、ここではもう少し具体的に書いていこうと思います。

・面談前の準備
面談にはじゅうぶんな時間を確保できるように、予めその旨を先生に伝え面談時間の約束をしましょう。
あれもこれも伝えたいと思っているうちに時間はどんどん過ぎていってしまいますから。

そしてその際、(1)でも記したように、面談は担任だけではなく他の先生(校長先生、教頭先生等)に同席していただけるようにしましょう。(何か起こってから初めて校長先生らに面談を求める場合、担任の先生との関係がこじれてしまうという例も少なくありませんし…)

また、その時間を有効に使うために、学校側に伝えたい事柄の要点を整理して書き出しておきましょう。

・どのように伝えるか
「具体的に」のひと言に尽きます。
教師の発達障害に対する理解の程度に差があるということもありますが、何よりも、その子供の状態・特性はその子供特有のものであるからです。

例えば、自分の思い通りの過程を経ないときにパニックを起す子供の場合、ただその事実を話すだけではなく、どんな状況で、どんな言葉かけをしたときにそうなるのか。
そしてパニックを起したときの対応として、どうするとその状況が改善されるか、逆に悪化させてしまうかを、養育者の経験を踏まえてお話しすると良いでしょう。

このときに「こんな時は このようにお願いします」と話すより、「そうなったときに家では○○したら少しずつ落ち着いたのですが、△△したら 火に油を注いだようになってしまいました」などと養育者の対応の仕方の成功談・失敗談として話す方が、より具体的なイメージを持って先生も理解できると思います。

お願いすると言うより、養育者と教師とができるだけ詳細な情報を共有して 様々な事態に対処できるようにすることが最も重要なことなのです。
そうして先生と養育者が、お互いに同じ目的(子供の成長)のために協力し 支え合えるような関係を築くことができれば本当に心強いですね。
発達障害 | comments (1095) | trackbacks (0)
calendar
<< February 2007 >>
SunMonTueWedThuFriSat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728   
twitterもどき???
ぶつくさ言ってみたり(笑)
recommend
みんなうんち

みんなうんち | 五味 太郎

recommend
おなら

おなら | 長 新太

selected entries
categories
archives
recent comments
recent trackbacks
profile
others

☆ Special Thanks ☆
Losg member, T K R

baner