あせらず　ひるまず　あきらめず♪

誰が書いたのか、どんな題名だったのかもわからない。もしかしたら、まだこの先に続きがあったのかもしれない。
小さな小さなキリスト教系の幼稚園に通っていた頃、１日の始まりの時間に　少ない園児全員でワンフレーズずつ　順々にを暗誦していくのが習慣だった。よくは覚えてはいないが、小さな子供の為のお祈りの本だったように思う。

その頃の幼稚園では　三種の神器と言って「園バス」「給食」「預かり保育」が行われる所が人気が圧倒的に高かった。私の通ったその幼稚園は、その３つどれも無く、楽器・プール等の習いごともなかった。母親達は毎日お弁当を作り、下の子を抱っこしたりおんぶしたり、あるいは手を引いて　毎日私たちを幼稚園に歩いて送り届けた。（徒歩での通園が条件だったのだ）お迎え時間になればまた同様である。園にはプールもなかったが、、暑い時期になると、小さな園庭に　組み立て式のビニールプールを広げて、男の子も女の子もそれにパンツ一丁で飛び込んで、ばちゃばちゃ水をかけあって遊ぶことが、この上なく楽しかったものだ。

幼稚園の入園を決めるための面接の折、かなりのおじいちゃんのその園長先生は、やさしい顔で「ここは、特別なことは　なんにもしないところですよ」と、母にでもなく私にでもなく話しかけた。私は早生まれで　まだ３歳にもなっていなかったので　あまり記憶がないが、その日、父が帰宅してから「あの幼稚園にしましょ」と、母の一声で決まったのであった。

卒園するまでの３年間　とにかく毎日毎日　目一杯遊んで、ある時　園庭で無意味に走り回ってっていて　勢い余って壁に激突して前歯を２本折ったり（その後、なかなか永久歯が生えてこなかったので母親はずいぶん心配したらしいが・・・）、木に登って　枝が折れて　かなりの高さから真っ逆さまに落下したりと・・・・・、今更ながらご心配ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした〔・・；〕

おやおや、話が脱線・・・(笑)
ずっと忘れていたこの詩を、最近思い出し　夜に灯りを消してから
思い出し思い出ししながら　小さな声で言ってみる。

そして幼稚園の時もそうであったように、悲しくもない、つらくもないのにこっそり泣くのである。何故かわからないけれど・・・。

あぁ、幼稚園の時から　なぁ～んにも成長してないってことね！(笑)

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